旅する美術館という催しがありまして

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11月15日～18日にかけて、高千穂町武道館で｢旅する美術館｣なるものが開催されるというチラシを目にし、気になっていました。
宮崎県立美術館に展示されている作品が見られるチャンスなので行ってみました。

それにしても観覧無料だなんてサービスが良すぎる・・・

展示数は25点と少ない気もしますが、平日のお昼時に行ったので人も少なく心置き無くゆっくり見て回れました。

｢旅する美術館｣よりも老人クラブの展示会(？)の方が規模が大きいのに笑った←


もともと美術館に行くのは好きなのですが、いつも気になったり、好きな画家の展示がある時だったりしか行ったことがないのでとりあえず行ってみるというのは初めてで楽しめるのか少し不安でした。

展示内容は県に縁のある画家さんの作品が中心でしたが、ピカソの絵もありました。
ピカソがタダで観れるんだぞ！？
すごくないですか！？
確かにピカソとは言え(おそらく)それほど有名な絵ではないと思いますが。
だからと言って私はあまりピカソは好きではないのでそれよりも浜口陽三という作家に興味が湧きました。


結局1時間半近くかけてじっくり観られました。
とある絵を観ていた時に学芸員の方に話しかけられ、それから気になっていることなどたくさん質問をしてしまいました。

今まで美術館に行って気になることがあっても質問をする勇気もなくそのままにしてしまっていたのですが・・・
今回は小さい展示だったからか、地元だったからか、不思議なものですね。

とてもおもしろかったので、またこういう機会があるといいなぁと思います。
定期的に来て欲しいなぁ。
いつか県立美術館にも行ってみたいなぁ。


実は学生時代に隣市に気になる特別展示が行われると新聞で見つけ、母に頼み込んで連れて行ってもらえそうだったのですが、
結局母の仕事の折り合いがつかずに行けずじまいになったことがあります。
しかしこうして住んでいる町に移動美術館が来てくれると、学生さんでも自分で行くことができるし、あまり興味のない人でもちょっと行ってみようかなとなるのはとてもいいですよね。

本やポスターなどで観るよりも実物を観るのはたくさん発見があってとても面白くて刺激があります。
絵や彫刻の”価値”というのは正直よくわからないのですが、なんとなく観るのが好きなのです。
今日も学芸員さんに｢それでいい｣と言われて少しほっとしました(笑)


まだ期間は2日あるので終わるまでにまた行きたいなぁ、と思います。