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<スーツケースの半分は>を読むと旅に出たくなる [本]

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映画の感想を書きたいのになかなか上手く(?)書けないので、スマホにメモしてあった本の感想を先に載せちゃうことにしました。


図書館で見つけた「スーツケースの半分は」という本を(だいぶ前に)読みました。表紙のスーツケースの色がとても綺麗でそこに惹かれました。

連続短編小説とかいうらしいです。この本。
4人の友達同士の女性が1つの青いスーツケースを持って旅行にいくお話。
と、その青いスーツケースに関わる+αの人たちのお話。

・最初の1歩が踏み出せずに1人で旅行に行けない真実
・1年に1回の旅行の話を恥ずかしくて誰にも言えない花恵
・バックパッカーとして人があまり行かないような国で旅をすることが好きなゆり香
・パリに恋をしてしまった悠子

フリーマーケットで出会ったスーツケースは世界のあちこちに連れていかれ、4人の間で「幸運のスーツケース」と呼ばれるようになります。


この作品のいいところは、決してハッピーエンドではないところ。
いえ、ハッピーエンドはハッピーエンドだと思います。
ただ、単に明るいだけの終わりではないところに好感が持てました。

私が好きなのは「1歩を踏み出す」物語。

まさにこの作品はそういう印象を受けました。
上記の4人だけでなく、
他の短編の主人公になった人たちもみんなほんの少しだけど「1歩を踏み出す」のです。

もちろん2歩も3歩も進んでいいのですが、それだとなんだか上手くいき過ぎてて創作だなぁって萎えてしまいます。
私がディズニー作品が苦手な理由がこれ。
ハッピーエンドが過ぎる(気がする)。

もちろん出来すぎたハッピーエンドでも面白いと思うものはあるのですが。
私には”最初の1歩”で十分な気がするのです。


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