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戦争映画はやっぱり痛い<ハクソー・リッジ> [映画]

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メル・ギブソン監督作の映画「ハクソーリッジ」を観ました。

アンドリュー・ガーフィールド主演第二次世界大戦中に沖縄で起きた日米の戦いを描いた映画です。

メル・ギブソンといえば「ブレイブハート」という映画を観たのを覚えています。
ウィリアム・ウォレスという人物を中心にスコットランドとイングランドの闘いを描いた作品で、メル・ギブソンが主演と監督をした作品。
ウィリアム・ウォレスといえば、私の大好きなゲームである「Age of Empires2」のキャンペーンモードにウォレスのストーリーがあったな~。
昔クリアしたけど、話を覚えていない←
ブレイブハートもAoE2のキャンペーンも、そのうちもっかい触れよう!


それはともかく、ハクソー・リッジの話を。

この映画は、最初どこの闘いを描くのかとか全然知らないまま借りて、作中で沖縄戦を描いていることが判明しておどろきました。
全然そんなこと触れてなかったじゃん!

敵国の兵士が日本語を話し始めたら驚くよね・・・



ガーフィールドが演じたのは、実在する人物のデズモンド・ドス
ハクソーリッジも沖縄に実際に存在する場所
実話を描いた作品です。


ドスは絶対に銃を持たないし人を殺さない
人を殺してはいけないという教えを守る人でした。
それでも軍に入ったので、周りから疎まれるし、挙句の果てに上官の命令違反ということで軍法会議にかけられたりします。

脚色された映画とはいえ、本当にこういう人が居たというのが驚き。
ドスは軍にいながら銃を持たず、衛生兵として戦争に参加しようとするのです
絶対に自分の信念を曲げないで、たとえ強要されても絶対に銃をもとうとしません。

軍という全員同じことをするよう強要される環境で、それでも自分の意志を変えないというのは簡単じゃないと思います。

周りからすれば、戦う意思が無いように見えるドスが傍にいるせいで自分が戦場で死ぬかもしれないと考えちゃうわけで、ドスを追い出そうとする気持ちも分からないでもない
ドスは軍法会議にかけられて刑務所に行くことになるかも・・・というところでドスを助けに現れてくれる人がいて、そこがまた良かったり。



後半はひたすら戦争。
米軍は、沖縄にある切り立った崖を越えた先にある日本軍の拠点を攻めるために、崖にかけたロープを昇っていくんですが、崖の先はすでに激戦の後みたいな状態
ドスが所属する部隊が突撃する前に、すでに別の部隊も攻撃をかけていたし、戦艦による砲撃も行われていたんですね。
ところが、それでも日本軍は後退したり降参しないで、米軍に向けて猛攻を仕掛けてきます。

画面ではとにかく人が死んでいきます。米軍も日本軍も。
日本軍兵士が降参して出てきたと思ったら自爆したりするシーンもあったりして、血も吹き出ますので、なかなか描写が過激で耐性のない人はきついかも
私はきつかったですw


結局ドスの部隊も一時撤退するのですが、その後もドスは戦場に残って、負傷兵を助けるため戦場を駆け回ります。
実際にドスは決して人を殺さず、人を助けるために戦場に出て、実際に沖縄戦で75人もの人を助けたことでアメリカの名誉勲章を受章したそうです
ドスのような人は良心的兵役拒否者と呼ばれるそうですが、その良心的兵役拒否者としては初めての受賞だったそうですよ。

戦場において、味方の砲弾が降り注ぐ中で、それを避けつつ、
なおかつ敵兵士にも見つからないようにしながら、75人を助けるというのは驚異的なことです。
しかも崖から負傷兵を安全に下ろさなくてはいけない。
ロープを使って崖から下ろすのですが、生身でロープを引きながらの作業なので、手は血まみれ、身体に回したロープで締められて身体も激痛では・・・。
おまけに砲弾などが降り注ぐ中なので、当然自分自身も負傷したり。
それでも味方の救出をやめないでいたドスは、なぜそうまでして行動出来たのか?
人として自分はどうあるか?を考えさせられる映画でした


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