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何歳まで学生役ってできると思う?<オー!ファーザー!> [映画]

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伊坂幸太郎さん原作の邦画「オー!ファーザー!」を観ました。
テレビで放送されるみたいだったので、同居人が伊坂幸太郎さん原作の映画で「ゴールデンスランバー」をやたらと誉めていたのを思い出して、これも観るかなと思って録画しました。

主人公の由紀夫は4人の父親がいて複雑な気持ちで暮らしており、周りでは幼馴染の友達が町の黒幕から依頼された仕事をすっぽかしたり、クラスメイトの女の子と不登校の子の様子を見に行ったり、世間では知事の選挙が話題になっていたり。そうした一つ一つの出来事がだんだんとつながりだして・・・というお話。
あらすじだけ聞いて「マンマ・ミーア!」って映画を連想したけど、父親候補が複数いること以外関係なかったですw


こういう系のお話は大体出てくるワード全部重要だったりしますが、話が進むにつれて何気ないことが別の何かのヒントになっていたり、些細なことが重大な秘密と関わっていたりとどんどん話が絡み合っていきます。

ぱっと聞くと複雑そうだけど、映画自体はすごくまとまっていて分かりやすく話を進めてくれるので観やすかったです。


由紀夫の父親は4人ともまったく別の仕事、別の性格で一緒にやっていってるのが不思議な感じ
でもなぜか母親の魅力のおかげでなんとなく仲良く(?)暮らしてる(笑)

由紀夫は父親はこの人一人だ!って感じているわけでもなく、なんとなく誰のことも「お父さん」とは呼ばないでみんな名前で呼んでる
その由紀夫にお父さんと認めて欲しくて(?)皆張り合うんだけど、そういうとこをギャグ調な感じに描いてるのでゆるくて観やすかった!

後半で由紀夫がピンチに陥ったとき、主人公の何気ない一言で父親4人は由紀夫の異変に気づいたり、そういう「何気ないこと」が物語の推進剤になってて、面白かったです。


黒幕の富田林さんとか、富田林さんの部下とか、クイズ番組の司会者とか、ちょっとした脇役も存在感あって、見てて楽しかった
ポッと出の記憶にも残らない人が物語に重要な関わりがあったりすると、覚えられないから←

でもあの友達の女の子(自称彼女)は、あれは、あの図太いというかなんというか、細かいことを気にしない性格、すごいね。大物だよ。
多分あのぐいぐい来る感じで由紀夫とそのうちくっつくんですね。分かります。



話の途中途中で、主人公がそれぞれのお父さんとの思い出を思い出すシーンがあって、それが役立つシーンもあったり。
とにかく話全体で、過去のことや日常会話で聞いた何気ない一言とかが重要な存在になってて、それがだんだんとつながっていき・・・っていう謎解き的感覚もある作品で、ぐいぐい引き込まれました。

でもこれ当時の岡田 将生さん20代中盤くらいだよね?
高校生の役が無理がない?
画面に初登場した瞬間から「えっ学生役なの?無理あるでしょ」って同居人が言っててww

こないだニュースで最近は10代を任せられる俳優が少なくて、20代の俳優ばかりが学生役をやらざるをえない状況に芸能界がなっている、的な記事をちょろっと観たんですけど、
この作品2014年のだけど、その頃からもうそんな感じだったのかなぁ?
それともたまたま?
若手の育成はどこの業界も重要ですよ←
まあ、いまだに(?)藤原竜也さんが学生役やってたりするからw



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