<殿、利息でござる!>感想 [映画]
スポンサードリンク
huluで配信されてて気になったので視聴しました。
映画の最初にも示されてたけど、仙台の宿場町で本当にあったことをモデルにしているそうです。
歴史映画苦手だけど観れましたよw
吉岡宿は伝馬役という物資輸送の仕事を担っていて、それにお金が必要なせいで住民が苦しんでいたそうな。
その窮状を何とかしたいと感じた穀田屋十三郎は、知恵者の菅原屋篤平治に協力を仰いで、宿を救うことを決意。
その方法として、宿場町の住民でお金を集めて仙台のお殿様にお金を貸し、その利息を伝馬役のお金として使おうという案が浮かぶ。
二人は協力者を増やしながら、お金を集めていくのだが・・・みたいなお話。
最初、菅原屋はお上にお金を貸すという案を出したにもかかわらず、どうせ出来るわけないと乗り気じゃなかったのに、話を持って行ったお役人やお金持ちがどんどん協力していくので引くに引けず・・・と巻き込まれていくのも面白かったです。
お金持ちやお役人をだんだん仲間に引き入れながらお金を集めていくんですが、なかなか目標の金額まで達しない。
それでも、有志が町を救うために動いてくれているという噂が広まって住民たちも感謝してくれるんですけど、穀田屋たちは鼻にかけず謙虚に過ごすべしと誓いをたてたりします。
まさに名声のためにとお金を出した人もいたりしたので、その誓いのせいでもくろみが外れてがくっとするのも面白い。
キャラの判別もなんとかついたし←
終盤は結構感動的なお話でした。
穀田屋十三郎の弟である酒屋の浅野屋甚内は、町では守銭奴だと思われていて、十三郎とも仲が悪かったのですが、実は父親の代から町のためにとお金をため続けていた良い人で。
無私の心でただ町のためを思い生きてきたという話はなかなかよかった。
幼い頃穀田屋に養子に出された十三郎もずっと父親と弟のことを守銭奴だと思っていたのに、実は・・・と驚き。
普通、人間は「まず自分ありき」で生きるものなので、浅野屋家系に流れる無私の心はすごいですよね。
しかも、それを無意識のうちにか、幼い頃に養子に出された穀田屋十三郎も実践していたという。
しかもこれが脚色されている部分もあるとはいえ実際にあった話というのがまた驚き。
お上に貸すための千両が、大体今で言う3億円くらい。
協力者は数人だったので、1人当たり3,4千万以上は必要だったみたいです。
それを町のためにぽんと出そう、という人たちが(名声のためという人もいたとはいえ)こんなにいた、というのが驚きですね~。
十三郎の弟の浅野屋甚内にいたっては、お上に貸すお金がどうしてもたりないということで、酒屋を潰してまでお金を出してくれます。
それこそ父親から受け継いできた無私の心によるものだったようで。
父親すごすぎ←
今時こんな人たちそうはいないよw
この混乱した現代を生きるうえで、私たちはどうあろうとする?ということを考えさせられる映画でしたよ。
ただのコメディ映画ではなかったw
huluで配信されてて気になったので視聴しました。
映画の最初にも示されてたけど、仙台の宿場町で本当にあったことをモデルにしているそうです。
歴史映画苦手だけど観れましたよw
吉岡宿は伝馬役という物資輸送の仕事を担っていて、それにお金が必要なせいで住民が苦しんでいたそうな。
その窮状を何とかしたいと感じた穀田屋十三郎は、知恵者の菅原屋篤平治に協力を仰いで、宿を救うことを決意。
その方法として、宿場町の住民でお金を集めて仙台のお殿様にお金を貸し、その利息を伝馬役のお金として使おうという案が浮かぶ。
二人は協力者を増やしながら、お金を集めていくのだが・・・みたいなお話。
最初、菅原屋はお上にお金を貸すという案を出したにもかかわらず、どうせ出来るわけないと乗り気じゃなかったのに、話を持って行ったお役人やお金持ちがどんどん協力していくので引くに引けず・・・と巻き込まれていくのも面白かったです。
お金持ちやお役人をだんだん仲間に引き入れながらお金を集めていくんですが、なかなか目標の金額まで達しない。
それでも、有志が町を救うために動いてくれているという噂が広まって住民たちも感謝してくれるんですけど、穀田屋たちは鼻にかけず謙虚に過ごすべしと誓いをたてたりします。
まさに名声のためにとお金を出した人もいたりしたので、その誓いのせいでもくろみが外れてがくっとするのも面白い。
キャラの判別もなんとかついたし←
終盤は結構感動的なお話でした。
穀田屋十三郎の弟である酒屋の浅野屋甚内は、町では守銭奴だと思われていて、十三郎とも仲が悪かったのですが、実は父親の代から町のためにとお金をため続けていた良い人で。
無私の心でただ町のためを思い生きてきたという話はなかなかよかった。
幼い頃穀田屋に養子に出された十三郎もずっと父親と弟のことを守銭奴だと思っていたのに、実は・・・と驚き。
普通、人間は「まず自分ありき」で生きるものなので、浅野屋家系に流れる無私の心はすごいですよね。
しかも、それを無意識のうちにか、幼い頃に養子に出された穀田屋十三郎も実践していたという。
しかもこれが脚色されている部分もあるとはいえ実際にあった話というのがまた驚き。
お上に貸すための千両が、大体今で言う3億円くらい。
協力者は数人だったので、1人当たり3,4千万以上は必要だったみたいです。
それを町のためにぽんと出そう、という人たちが(名声のためという人もいたとはいえ)こんなにいた、というのが驚きですね~。
十三郎の弟の浅野屋甚内にいたっては、お上に貸すお金がどうしてもたりないということで、酒屋を潰してまでお金を出してくれます。
それこそ父親から受け継いできた無私の心によるものだったようで。
父親すごすぎ←
今時こんな人たちそうはいないよw
この混乱した現代を生きるうえで、私たちはどうあろうとする?ということを考えさせられる映画でしたよ。
ただのコメディ映画ではなかったw
コメント 0